亀本みのり氏 テーマ:コラボレーション ページ2

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出来ればピアノは…

写真:版画作品「蛹化」

洋一郎:一切造らなかったんですか?木を彫るとか、デッサンするとか。
みのり:一切何もしなかったですね。でも強いて言えば、演劇を見たり、 美術展には行ったりはしていました。なので造りはしないけど、頭の中では考えていましたね。
石岡:その7年後にブランクを乗り越えるきっかけはなんだったんですか?
みのり:病気になったんですよ。
石岡:病気ですか
みのり:それで、生死を感じて、病気を乗り越えることがきっかけで。
洋一郎:それで最初は何から始めたんですか?
みのり:テーマとかオリジナリティとかに縛られずに、そのとき感じた事を素直に造っていこうとで、今に至る訳ですね。
石岡:みのりさんの作品って抽象画になるんですか?
みのり:そうですね。抽象と具象の間位です。心象風景が的確ですかね。
洋一郎:みのりさん、ブログ※で製作課程を載せてるんですよね。これって結構勇気のいる事ですよね(※「みのり木版画」http://mhan.exblog.jp/)

みのり:そうですね。
洋一郎:例えば僕らなら出来上がった音楽を聴いて欲しいし、製作途中の課程を見せるって版画だから出来るのかなって思ったんですよ 。
みのり:そうですね。版画は一版、二版とすり重ねて行くものなので、だから見せやすいのかもしれないです。

版画のいいところって…?

洋一郎:版画のいいところって何ですか?
みのり:間接的な線って所ですかね。直接描いた線ではなくて木を彫って刷り写した線ですよね。 開いてみるまでどんな風になっているかっていう面白さはありますね。

引っ越し…引っ越し…

写真:対談のようす1

洋一郎:さて、みのりさんは浦安生まれですか?
みのり:いえ違います。広島生まれ、三鷹と大阪育ち。
石岡:じゃあ一回関東にやって来てまた戻ったんですね。
みのり:実家は三鷹だったんですが、中学、高校と寮生活で大阪に。
洋一郎:その後は?
みのり:就職してバトントワリングの仕事で地方色々な所に行ってましたね。 九州とか山陰とか、一年、二年交代で赴任する仕事だったので。
石岡:それは忙しいですねぇ。
みのり:で、浦安に住んだのが23年前ですね。実家が浦安に越して来たので 。
洋一郎:全国転々として浦安に20年以上住んでるんですね。この浦安では美術家としての活動はいかがですか?
みのり:浦安では市美展に毎年出展したり、ギャラリー「どんぐりころころ」に展示したりしてますね
(どんぐりころころ。浦安元町フラワー通りにある工芸作家ギャラリーhttp://members.jcom.home.ne.jp/donkoro/)

洋一郎:市外でも色々な展示会に出されるんでしょうけど、地元で美術の動きをやることって良い事とか楽しい事とかって有りますか?

希薄

みのり:正直、浦安だからとは考えないですね。 チャンスがあるので浦安でも活動させて貰ってるというか、私、浦安は長いんですけど浦安とは希薄だったんですね。
石岡:希薄?
みのり:浦安は寝に帰るだけで、活動も遊びも別の場所で。
石岡:まぁ、都内に出たりしますよね。
みのり:でも、今はこうやって対談に呼んで頂いたり、関わっているのが素直に嬉しいですね。
洋一郎:これは音楽にも共通してますよ。見に行くにしても、自分が演奏するにしても、浦安はそういう場所じゃないっていう意識は多いですよね。
石岡:今までのUスタライブのゲストも、浦安で初めてパフォーマンスをするっていう方多いですよね。

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