UスタイダンVol.16　松崎秀樹氏

テーマ

市長に芸術や文化への思いを聞く！

プロフィール

千葉県浦安市の市長。昭和50年に結婚、その1年後より浦安在住。平成3年4月千葉県議会議員初当選、2期目の任期中に浦安市長選挙に立候補。平成10年11月、浦安市長初当選。平成26年10月の選挙で当選、現在5期目。杖道五段、居合道三段、空手道三段、剣道二段、弓道初段など幅広く武術を修める。身長181.5cm、血液型A型。
※役職は掲載当時のものです。

祝！Uスタイル開催50回

洋一郎：松崎市長、このたびはUスタイダン出演、ありがとうございます！
石岡：50回記念のスペシャルゲストということで、市長にお話を伺っていきたいと思います。
洋一郎：よろしくお願いいたします！
松崎市長：はい。率直にお話ししますよ！
洋一郎：Uスタイルについてあらためてお話しすると、「街角ライブ＆コミュニケーション Uスタイル」は、浦安市内の文化施設や体育施設などを運営・管理する公益財団法人浦安市施設利用振興公社が主催するアートシーン活性化イベント、ということになります。
石岡：浦安市民プラザで開催する定期ライブは2009年10月からスタートしました。2015年4月で50回目の開催です！
松崎市長：5年半で50回ですか。
洋一郎：はい。ほぼ毎年9～10回、開催してきました。
松崎市長：(2011年3月の)震災のときはどうでした？
石岡：3ヶ月間、開催を見合わせました。
松崎市長：辛い時期だったね。
洋一郎＆石岡：はい。
松崎市長：東北に比べれば人的な被害や火災も起きなかったけどね。
洋一郎＆石岡：そうですね。
洋一郎：2011年の3月から5月までお休みして、6月から復活させることになりましたけど、本当にそれで良いのかという話もありました。
松崎市長：そういう議論もあったと？
洋一郎：はい。文化で浦安を元気にしていくことは大変意義のあることだと、スタッフみんなで話し合って続けていくことになりました。

第九は全部暗譜しました！

洋一郎：市長はベートーベンの第九を歌われるんですよね？ということは、音楽はお好きなんですよね？
松崎市長：そこをピックアップされるとそう思われるんだけど、音楽は大の苦手なんですよ。
洋一郎＆石岡：え～っ！(笑)
洋一郎：本当ですか？
松崎市長：子どもの頃、何が一番苦手って。音楽の授業が苦手でした(笑)
石岡：そんな音楽の苦手な市長がどうして第九を？
松崎市長：私が市長になる以前、千葉県議になったばかりの頃、浦安で第九が演奏されることになり、その結団式に出席したんです。その時に先輩議員が「松崎県議を歌わせるから」なんて余計なことを言ったんですよ。
洋一郎＆石岡：(笑)
松崎市長：「ちょっと待てよ！」って思ったんだけど、しょうがない、やるしかないかと。
洋一郎：結局、その話に乗っちゃったんですね(笑)
松崎市長：乗っちゃったんですよ。
洋一郎＆石岡：(笑)
松崎市長：それまで発声練習なんかしたことないんですよ。音楽は苦手だし、通っていた学校が音楽や体育は選択しなくて良かったものですから。
石岡：なるほど。
松崎市長：当然、第九はパートに分かれて歌うものだなんてことも知らなかったんです。
洋一郎：年末の風物詩、第九は「合唱つき」で演奏され、オーケストラに4名の声楽家、合唱も混声4部で演奏されるんですよね。
松崎市長：はい。それで練習当日、練習会場に行ったら、両脇に女性がいて真ん中に男性が固まっているので、その男性たちの後ろについて歌っていたんですよ。
洋一郎：ええ。
松崎市長：1時間くらいたった頃、メンバーの一人がクルッと後ろを向いて「バスですか？」って言うんです。
石岡：はい。
松崎市長：何を尋ねられているのか分からなくて、突然変なこと聞くなあと思ったんですけど「自分の車で来た」って返事したんですよ。
洋一郎＆石岡：(爆笑)
松崎市長：そうしたら凄い顔で見られましてね。なんでそんな顔されなくちゃいけないのかと思いました。
石岡：テノールのパートの人にしてみれば、一人だけ音域の違う人がいるなあと気になってしまったんでしょうね。
松崎市長：私はバス(男声の低音)なのにテノール(男声の高音)の人たちのところに混じっていたのだと、今なら分かりますけど、当時は知りませんでしたからね(笑)
洋一郎：第九は音のアップダウンもすごいから歌うのは難しいし、そもそもドイツ語だから言葉も大変ですよね。
松崎市長：一応、(ドイツ語の)文語体の第九は全部暗譜しました！
洋一郎：すごい！！！
松崎市長：10回も本番のステージに立っていますからね。

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