UスタイダンVol.21 内田悦嗣氏(浦安市長)

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テーマ

新時代のアートシーンに向かって

プロフィール

学歴

昭和52年3月
浦安町立南小学校卒業
昭和55年3月
東邦大学付属東邦中学校卒業
昭和58年3月
東邦大学付属東邦高等学校卒業
昭和63年3月
國學院大學法学部卒業

職歴

昭和63年4月から平成14年8月
浦安市役所
平成15年4月から平成19年3月
浦安市議会議員
平成19年4月から平成29年3月
千葉県議会議員
平成29年3月から
浦安市長

ビックリさせるのが好きだから(笑)

写真:対談のようす1

洋一郎:今回のゲストは内田悦嗣浦安市長です!
市長:・・・。(笑顔だが無言)
石岡:浦安のアートシーンについて存分に語っていただきたいと思います。
市長:・・・。(笑顔でうなずくが無言)
洋一郎:市長には「浦安ネットラジオちょあへよドットコム」の「洋一郎のイキイキ!RADIO SHOW!」に何度もゲスト出演していただいているし、イベント等でもよくお会いしているんだけれど、いっしー(石岡雅敬)はどう?
石岡:かなりお久しぶりですね。
洋一郎:もしかして「がんばろう浦安」以来なのかな?
石岡:そうですね。2011年6月開催のチャリティーイベント「がんばろう浦安つながろう日本(※)」で、舞台上でインタビューさせていただき、その後お食事をしました。その節はありがとうございました。
市長:・・・。(笑顔だが依然として無言)
洋一郎:ん?
石岡:市長、どうかされました?
市長:・・・。(首を横に振る)
洋一郎:んんん!?
石岡:しゃべってください!(笑)
市長:・・・。(それでも無言をつらぬく)
洋一郎:市長~、これは対談なんですよ~。
市長:・・・。(笑顔でうなずく)
洋一郎:うなずかれても(笑)
石岡:(笑)。
洋一郎:対談なのに、のっけから口を閉ざされるっていう(笑)
市長:・・・。(笑顔のまま無言)
洋一郎:僕たち、そんなに話術の腕がないんですから、しゃべってくださいよ!
市長:ハハハハハッ!
洋一郎:やっと声が出た!
市長:・・・さっ、お茶でもどうぞ。
洋一郎&石岡:いただきます!
洋一郎:いきなり黙っちゃうなんて!
市長:人をビックリさせるのが好きだから(笑)

(※1)2011年6月5日に開催された東日本大震災チャリティーイベント。Uスタファミリーのダンサー、南山光徳氏が発案し、多くのUスタファミリーが出演。募金の総額\2,725,658-のうち、50%を浦安市に、50%が日本赤十字社に寄付された。

浦安生まれ&育ちが特別ではない!?

写真:対談のようす2

石岡:市長は“浦安生まれ、浦安育ち”でいらっしゃいますよね?
洋一郎:バリバリのね!(笑)
市長:そう、それですけどね。私は自分のことを“浦安生まれ、浦安育ち”がシンボリックであるという、最後の世代だと思っていますよ。
石岡:お~!
洋一郎:僕みたいな市外からやってきた者にとっては、これだけ開発されて人口が増えた浦安で“浦安生まれ、浦安育ち”である市長のような存在って特別感あるんですけどね。
市長:今川団地と見明川団地の入居が始まったのが昭和52年(1977年)、40年前です。
洋一郎:僕の生まれた年だ!
市長:その頃に生まれた子どもたちが成人し、結婚し、子育て世代となっているんですね。
石岡:なるほど。その方たちも、まぎれもなく“浦安生まれ、浦安育ち”ですね。
洋一郎:すでに浦安は、新たに移り住んできた方々にお孫さんがいる時代になっちゃってるってことなのか!
市長:そうです(笑)。開発が進み、人口が急増する過渡期の浦安において、私のように、浦安で生まれて、浦安で育って、働くようになった人間は、しばしばシンボリックな扱いをされてきました。それもあと十年程経てば、元町だけでなく、浦安全域にとって当たり前の時代になっているでしょうね。
石岡:確かにUスタイルにも、故郷が浦安だという若いアーティストが結構登場していますね。
洋一郎:現時点(2017年)で20代前半までの若手に限っても、クラシックギターの岡本拓也さんやシンガーソングライターの中岫謙さん、クラシック演奏家による「diletto trio」、ボーカルユニットの「SAKI&HANAE」と、何人も名前を挙げることができるもんね。
石岡:昨年開催した青少年対象のイベント「Uスタイル夏休みスペシャル2016」を振り返ると、延べ86名の子どもたちが、踊ったり演奏したりしていました。
洋一郎:今年の夏休みスペシャルは140名を越えてる。そっかあ!故郷が浦安だよっていう子どもたちがどんどん育って、どんどん大人になって、どんどん根付いているんだね。よく考えたら僕の身近にも“浦安生まれ、浦安育ち”がたくさんいたよ(笑)
市長:“浦安生まれ、浦安育ち”が特別ではなくなってきていることが、Uスタイルにも表れてきているのでしょう、都市の成熟とともに。
洋一郎:僕も浦安みたいに成熟しなくちゃ!
一同:(笑)。

浦安ダイスキ!のきっかけ

写真:対談のようす3

石岡:市長が地元を意識したのは、どんなときですか。
洋一郎:僕は“いつもイキイキ!”がモットーだけど、市長は“浦安ダイスキ!”ですからね。気になるところ!
市長:さすがに小さいときは地元が好きだとか嫌いだとか、そんなことは考えていませんでした(笑)
洋一郎:子どもは“お母さん大好き”は言うけど、“浦安ダイスキ!”はなかなか言わないですよね(笑)
市長:私は、浦安の学校は小学校までで、中学からは市外の学校に通っていました。
石岡:外から見た浦安はいかがでしたか?
市長:ご近所同士お互いを隅々まで知っていて、どこに行くのかと心配されたり、大人から厳しく怒られたり・・・。正直、面倒だな、イヤだなと思った時期もありました。
洋一郎:そこからどうして“浦安ダイスキ”になったんですか?
市長:私はおばあちゃん子だったのですが、祖母が亡くなったことがきっかけですね。
洋一郎:おばあさまが・・・。
市長:近所の人が、何かと我が家を助けてくれ、「頑張んな。」とか「大丈夫。ばあちゃんが見ててくれるから。」と、落ち込んでいる自分を励ましてくれました。それで地元に対する見方がガラリと変わりました。
石岡:良いお話ですね。
市長:実はそのとき民間企業への就職を考えていたのですが、浦安市役所で働くことに決めました。バブルの時代だったのですが。
石岡:バブルの頃の就職と言うと、公務員より民間企業の人気が高い時ですね。
洋一郎:民間の給与の良さよりも、地元の役に立つことが大切だと?
市長:・・・浦安が良い街だと気づいたからですね。

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