内田悦嗣氏（浦安市長）　テーマ：新時代のアートシーンに向かって　ページ3

内田市長のアイデアその1

洋一郎：浦安のアートシーンに関して、市長のアイデアを教えてください！
市長：以前からやってみたいことがありますよ。
洋一郎＆石岡：へ～！
石岡：ぜひお話ください！
市長：芸術家を集めて“街でアートしよう”というようなイベントです。
石岡：良いですね！
洋一郎：表現する場所が街の中ということですか。
市長：そうです。公園や住宅街、あらゆるところが会場になります。例えば芸術家が私の家をラッピングしたいと言ったら、やってもらいます。
石岡：市長の家をラッピング！？
洋一郎：それ、絶対面白い！見たい！(笑)
市長：そして、案内マップを配布して、たくさんの方に“現代美術館”になった浦安を歩いてもらおうと。
石岡：素敵な考えですね！
洋一郎：芸術に親しんでセンスを磨き、街を歩いて健康になって、浦安の魅力を広める。良いですね！2020年が近づくにつれ、多くの人々にとってSNSに写真をアップすることが益々日常になってきているし、フォトジェニックなイベントは喜ばれるよね、いっしー。
石岡：そうですね。アートで浦安に注目を集めたいですね。
洋一郎：Uスタイルの合言葉「街中がステージ」と同じ方向のアイデアが市長から出してもらってうれしいです！

内田市長のアイデアその2

市長：それからもう一つ考えがあって・・・
石岡：まだ他にあるんですか！
洋一郎：聞かせてください！
市長：街頭パフォーマンスのライセンス制度です。例えば新浦安駅前広場のような公共の場所で、ライセンスを持っている方に限って、表現の場として使ってもらおうという構想です。
洋一郎：それはありがたいです！
石岡：それこそ「街中がステージ」そのものですよ！
洋一郎：ライセンス制度があれば、パフォーマンスの技量がチェックされるだろうし、大音量、危険行為などのマナー厳守を事前に求めることができるから、街との調和が保ちやすくなるんじゃないかなあ。
石岡：駅を出たらジャズの生演奏が流れていたり、向こうでダンスを踊っているグループがいたり・・・
市長：そういう街にしたいですね。
石岡：「浦安って楽しい街だなあ！」と住んでいる人も訪れる人も感じることができるでしょうね。
市長：ロンドンに行ったときのことですが、駅の構内で、半円の形に指定された場所があり、そこでパフォーマンスが行われていました。これはロンドンオリンピックのレガシーの一つだと言われています。2020年に開かれる東京オリンピック・パラリンピックが近づいてくる昨今、様々な取り組みが行われていますが、その一つとして浦安にこのような制度を導入してみてはどうかと考えています。
石岡：良いですね！
洋一郎：ナイスアイデア～！

スター誕生＆THE MANZAI

洋一郎：市長がUスタイル、あるいは僕たちナビゲーターに「これだけは言っておきたい！」ということありますか？
市長：そうですね。Uスタイルはある意味「スター誕生」みたいな存在ではないかと思います。
洋一郎：えっ！オーディション番組ですよね。どういうことですか！
市長：昔、浦安亭という寄席があったと聞いているのですが、そこは若手芸人の登竜門だったと。芸に厳しいお客さんが多かったそうで、浦安亭である程度成功すれば東京の一流のところで通用すると言われていたようです。Uスタイルもそうあるべきなのではないかと(笑)
石岡：おお！
市長：浦安で頑張ってもらって、浦安で同情ではない拍手をもらって、大きく羽ばたいてもらう。
洋一郎：同情ではない拍手、大事ですね。
市長：甘口の意見が集まる場ではなく、辛口のお客さんが集まって・・・
洋一郎：怖っ！(笑)
市長：いつも厳しい意見だった人が「あの人は良いよ。人気出るよ！」と言う、そんな場であってほしいですね。
石岡：そんな風に考えてくださってうれしいです。
市長：浦安から、Uスタイルから、全国に行ったと。THE MANZAIみたいにね(笑)
洋一郎＆石岡：(笑)
石岡：ということで、まだまだお話を伺いたいところですが、お時間が迫ってきましたので、ここで締めさせていただきます。内田市長、今日は貴重なお時間とご意見をありがとうございました。
洋一郎：市長が文化や芸術に対して、どんな思いを持っていらっしゃるのか、こんなに近くで知ることができてうれしかったです。Uスタイルをよろしくお願いします。ありがとうございました！
市長：ありがとうございました。

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