中尾嘉伸氏　テーマ:お客さま目線のUスタ　ページ2

ピアノとギターを嗜む中尾さん

中尾：僕、18歳で上京してきたんですけど、実は、高校の頃に友達とフォークギターでバンド組んでいたんです。
石岡：お～！ギター弾いてらっしゃったんですね！
中尾：はい。“なかよしグループ”っていう名前でした。
洋一郎：なかよしグループ。なんとなくいい響き！
石岡：ほのぼのした名前ですね。
中尾：吉田拓郎や井上陽水のコピーをやっていたんです。で、東京の大学を受けるって二人とも決めていたので、合格したらまたやろうって言っていたんですね。そうしたら、彼は志望校に合格したのに僕は落ちゃった。それで一年浪人することになって解散したんです。
石岡：そうなんですか。
洋一郎：楽器は今も弾いてらっしゃるんですか？
中尾：家にピアノがあるので、たまに弾いてますよ。
洋一郎：ギターの他にピアノですか！ちなみに中尾さんのご出身はどちらですか？
中尾：愛知県の豊橋です。
洋一郎：豊橋にいるときからピアノを？
中尾：はい。小さい頃からやってました。
石岡：中尾さんの世代の男子でピアノ習っている人は少なかったんじゃないですか？
中尾：クラスで僕一人、学年では二人しかいませんでしたね。でも練習が嫌で嫌でしょうがなかったですね(笑)

どっぷり浦安にハマってますね！

石岡：浦安に来られたのはいつ頃なんですか？
中尾：2001年です。マイホームを持ったことがきっかけですね。
洋一郎：浦安での生活はいかがですか？
中尾：本当にいい街だなと思います。自分の年齢ではテーマパークに毎日行きたいということはないですが(笑)
洋一郎：生活の場として良いところだと？
中尾：世界的なエンターテイメントがあって、ニュータウンがあってという華やかさと対照的な、昔からの風情が残っているところが魅力です。人情に溢れていているから、そこで出会う人々と親しくなってくると面白くって。
洋一郎：元町(※4)に飲みに行くときがあるんですね？
中尾：いや、ほとんどあっちです。
洋一郎：そうなんですか～！
石岡：分かります！私も飲むのはもっぱら元町ですね！
洋一郎：元町は大人の時間を目一杯楽しむことができるお店が沢山ありますもんね。中尾さんは浦安の生活を丸ごと楽しんでいらっしゃるんですね。
中尾：この街で生涯過ごしたいと思ってます。お墓も市内で速めに確保しようかと思ってます(笑)
石岡：随分気が早いんじゃないですか！？
洋一郎：もうどっぷり浦安にハマってますね！
中尾：どっぷりですね。
一同：(笑)

(※4)浦安市内のエリア名の一つ。埋め立てによって市域が拡大する前からの地域。成立時期や特徴により元町の他、中町、新町、工業、アーバンリゾートと名付けられている。

20年、30年かかるのかもしれないけど(笑)

石岡：Uスタを見つけてくださって、これだけ足を運んでくださるというのは、地域の文化的なものに日頃から興味を持っていらっしゃるということなんですか？
中尾：これは、僕の個人的な考えなんですけど、良い街には良いライブハウスがありませんか？
洋一郎：ありますね！
中尾：他の街からも人を惹きつけるような。
石岡：確かに。
洋一郎：東京周辺で“音楽を楽しむ街”と言えばココ！というところはハッキリしてますよね。先ほどお話にあった、高円寺や吉祥寺。。。
中尾：中央線は駅ごとにありますよね。
洋一郎：下北沢や、新宿・渋谷などの副都心とか。。。隅田川からこっちってなると柏かな？千葉県で考えるとライブハウスのある街を探すのが大変なくらいですもんね。
中尾：だからUスタが根付いていけば良いんじゃないですかね。それには20年、30年かかるのかもしれないけど(笑)そうなってきて始めて、街の文化が深まったと言えるんじゃないですかね。音楽好きが集まる「Uスタ」って名前の飲み屋があっても良いんじゃないですかね。
洋＆石岡：(笑)
石岡：その通りだと思います。歌い始めた頃、歌う場所を探していた頃に「浦安にライブハウスないんだ～」と残念に思っていました。でもせっかく浦安にいるんだから何かしたいと思って、空き地や路上で歌っているうちに、地元のギャラリーでライブできるようになりました。それがUスタにつながって…。Uスタが目指しているのは「街中がステージ」ですからね。「Uスタ飲み屋」良いですね！
洋一郎：そうだね。浦安が、いくつもライブハウスがある街へと成長してほしいですね！

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