森田浩平氏 テーマ:ミュージカル俳優までの道のり ページ2

ページ番号1001280 

印刷大きな文字で印刷

まずは”けいおん”から

石岡:軽音楽部は最初から決めてたんですか?
森田:軽音楽部は自分でギター弾いて歌うために入ったんだけど、バンドを組まなきゃいけないって言われちゃって。
石岡:あれ、そうなんですか?
森田:そう、中学時代はフォークソング全盛だったんだけど、大学の時はフュージョンとかが流行ってて。
石岡:あぁクロスオーバーとかですね。
森田:そう、みんなが難しい音楽を無理してやってた時代で(笑)
洋一郎:無理してって(笑)
森田:だからバンド組まないと学園祭のオーディションとかにも受からないんだよね。
洋一郎:でも歌えないんじゃないですか?
森田:そう、女性ヴォーカルを迎えたバンドで、しかも僕はギターじゃなくてサックスを吹いてて。
石岡:サックスとはまた意外な!!
森田:ギターも旨い奴がいっぱいいて、こらは敵わないと思って、サックスを買って我流で練習をして。
石岡:また我流!凄いですね!! じゃあ大学時代はずっとサックスだったんですか?
森田:そう、サックスを吹いてましたよ!そのバンドでデモテープ作ってデビューを目指して頑張ってましたね。
石岡:それでどうなったんですか?

レコード会社は決まったものの…

森田:一応4年生の時にレコード会社が決まってね。
洋一郎:凄いじゃないですか!!
森田:デビューをするつもりだったから就活もしないで、でも卒業してからレコード会社から色々な事情で少し待ってくれと言われて。
石岡:デビューをですか?
森田:いやぁ、待ってられないですよね! まわりは就職して働きだしてて。

バンドは解散・・・そしてソロへ

写真:対談のようす1

森田:そうそう。メンバーのうち半分がもう待てないって感じでバンドを辞め。僕も気が短かったから「もう辞めよ」と言ってバンドは解散!!
洋一郎:ひとつの決断をした訳ですね。
森田:ただ、ギター弾き語りの活動はずっと続けてたんだよね。
石岡:えっ、そちらはそちらで続けてたんですか?
森田:バイトで新宿のパブで歌ってましたね。しかも結構なお金を貰っていて。
洋一郎:その時代の方皆さんそう言いますよね。
森田:で、就職するのも馬鹿らしくて、初任給より貰ってたし、後はやっぱり歌手の夢があきらめきれなかったのもあり。
洋一郎:パブで歌うのって大変でした?
森田:もちろんリクエストを受けるので歌本買ったり、新しい曲を覚えるのにパチンコ屋に有線を聞きにいったりとか。
石岡:今みたいにネットですぐ聞けたりしないですもんね。
森田:で、後半はほとんどお客さんの歌の伴奏。でもカラオケが世の中に出てきたらその仕事も無くなってきた感じかなぁ。
石岡:その時はオリジナルも歌ってたんですか?
森田:いやぁ。人前でオリジナルを歌う勇気が無かったな(笑)
石岡:バンドでのデビューの話しも流れ」、ギター弾き語り活動もカラオケに負けてきて、そのままって訳にもいかないですよね。
森田:そうですねやっぱりうちの兄貴が役者だったんで役者の繋がりがあって、バンド時代にお芝居のBGMなんかを受けていたんですね。
洋一郎:音楽家として携わっていたんですね。

前のページ

次のページ

このページに関するお問い合わせ

街角ライブ&コミュニケーションUスタイル(市民プラザWave101)
〒279-0012 千葉県浦安市入船一丁目4番1号イオン新浦安ショッピングセンター4階
電話:047-350-3101(市民プラザWave101) ファクス:047-350-0796