森田浩平氏 テーマ:ミュージカル俳優までの道のり ページ3

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俳優への転身

森田:そこで芝居に興味を持って芝居をやろうと!! 俳優養成所みたいな所に入ったんですよ。
洋一郎:おぉ、また新たな挑戦
森田:で養成所時代に事務所に声をかけて頂いて、少しづつTVドラマとかにチョイ役で出してもらったりして。
洋一郎&石岡:凄い!!
森田:刑事ドラマとかで2回くらい逮捕されてますね。あと殺されてもいますし(笑)
洋一郎&石岡:笑
森田:でもTVドラマだけでは食えなかったし。
洋一郎:えー、でもTVドラマ出るって凄いですよ。
森田:いやいや本当に台詞2行とかの役ばかりで。で、だんだん何の為にやってるのか解らなくなってきて。
洋一郎:そうなんですか?
森田:演じるのはカメラの前で、もちろんオンエアでは見れるし。でもそれに対する反応が解らない。
石岡:反応ですか?
森田:そう、自分のやったことに対してどうなったのか結果が見えない。そのもどかしさに悩まされて。
石岡:今までのギター弾き語りはすぐお客さんの反応が見れますもんね。
森田:そこで、じゃあ舞台って考えたんですよ。その他大勢って役だけど2つ位舞台に出演して。
石岡:なるほど!
森田:その舞台の打ち上げで若い役者は芸をやれとじゃあ、共演者と二人でギター弾き語りで歌いますって。
石岡:パブ時代が役立つわけですね。
森田:それを聞いていたスタッフが、翌年にあるミュージカルのオーディションを受けに来いと。

舞台へのチャレンジからミュージカルの世界へ

写真:対談のようす1

洋一郎:ここでミュージカルが登場ですね。
森田:でも、当時ミュージカルってよく解らなくて、自分の仕事とミュージカルが繋がるって思ってなかったんですよね。
洋一郎:実際どうだったんですか?ミュージカルって今はひとつのジャンルとして確立していますけど。
森田:あの頃はまだアメリカのコピーってイメージかな。まだ劇団四季とかもミュージカルにタッチしてなかったし(※劇団四季:年間3,000ステージ超、俳優・スタッフ700名以上を有する日本最大規模のミュージカル劇団)
洋一郎:劇団四季って最初からミュージカルじゃないんですか。
森田:そう最初は普通の劇団だったんだよね。
洋一郎:知らなかったなぁ。
森田:なんで今みたいなミュージカル劇団って無かったんだよね。
石岡:でもミュージカルだと踊りも有りますよね?
森田:いやいやその受けるオーディションは踊りが無いって言われて、これはチャンスって(笑)
石岡:確かにチャンスですね。
森田:で合格したのが「レ・ミゼラブル」だったんですよ。
石岡:でもギター弾き語りで歌うのとミュージカルではまた違いますよね?
森田:ずっと歌っていたんで歌にコンプレックスは無かったんですよ。でもオーディション受かって初めて稽古に行って血の気が引きましたね。生半可な覚悟では出来ない。
洋一郎:それでもオーディションは受かって出演は決まってるんですよね。
森田:それで慌ててボイストレーニングに通いましたね。なんとかしなきゃって。
石岡:なるほど。それでミュージカル俳優として本格的にスタートする訳ですよね。
洋一郎:でもその後は踊らなきゃいけない時もある訳ですよね。
森田:そう!最初の何年かはダンスレッスンは地獄でしたよ(笑)

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